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2011/10/02

だれでもできる人を動かす"新しい生活法"の提案

日の出 海 朝焼け 風景  - 写真素材
(c) トシ写真素材 PIXTA


自分の中で読んどいてホントよかったな~っていう本の中に
D・カーネーギーの「人を動かす」があります。
今回はその中の1つの話。「欲求」に関わる話です。




「欲求」って人間だれしも持ってるじゃないですか。どんな種類の欲求があると思いますか。
食欲、睡眠欲、物欲、性欲、健康、自己重要・・・・・・
何個か思い浮かびますよね。
だいたいのものは、わりと生活の中で自分で得られたり、他人にもらったりしていて満たすことができるものですが1つだけ例外があります。「自己重要の欲求」です。


この欲求はなかなか満たすのが難しい。
なぜなら、例え自分が努力したとしても、他人がそれをよしとしてくれなければ、褒めてくれなければ、この欲求は満たされないからです。
しかも、例えば人は自分の家族に何日も食事を与えないでいれば罪悪感をすぐに持つのに対し、平気で数日も何週間もはたまた何年も人にこの欲求を与えない人は多くいる。僕もその一人です。


これはおかしい。半日もすればあんなに食べ物を欲し得ようとするのに、なぜそれと同じ、またはそれ以上に強い欲求を満たそうとしないのか。


「人を動かす」を読んでいて、この話には気づかされる部分が多かったです。確かに。と思いました。




そこで提案するのがタイトルにもなっている"新しい生活法"です。






■ 人生を豊かにする生活法

落日 - 写真素材
(c) かめらん画像素材 PIXTA



それはなんなのか?というと
"人と接する時は人の長所に注目する。人の長所を探す。"ということです。


ある意味仕方がないことですが、人はだれであろうと人の悪い所、短所に目がいくようにできています。
だけどそれと同じように、人に短所があるのは仕方がないことだと思います。その分長所があるのだと思っています。どんなに完璧に見える人でも完璧なんてありえません。必ず長所と短所があるんです。




そうであるなら、なんで短所にばかり目を向けるんでしょうか。愚痴るより、長所に目を向け、時に褒めることの方が自分にも相手にも利益があるんじゃないのか。
これを実践するのが"新しい生活法"です。


この生活法を利点は
長所を探し、人が持つ重要な欲求を満たすことで、その人と良い関係を築けますし、その人に対する見方も変わります。
良い関係を築くことは、人として自分にも相手にも利点しかありません。人間一人でできることは小さいですから、助けてくれる人がいるというのは非常に心強い。
その人の長所に目を向けることで、自分にはない良い点を持ってる人という認識に変わり、新たな気づきや刺激を得る相手にもなるかもしれません。
さらに、短所を非難して人のやる気を削ぐよりかは、長所を褒め、気持ちを高ぶらせ得意なことをやらせた方が、社会的にも自分にもその人にもメリットがあるはずです。




誤解して欲しくないのは、けしてお世辞を言え、ということではないです。
その人の自己評価に合ったことを言うことが大切です。
その為には相手のことをちゃんと見なくてはいけません。相手を理解できていなければ、相手の自己評価とマッチしませんし、なにより本当の長所を見つけることができません。
正直難しいとは思います。言われてやってみてすぐできた!という風にはほとんどの人がならないでしょう。
だけど努力するだけの価値はあると思います。否定的な考え方よりプラスの方が少なくとも自分の人生は豊かです。


人として生まれ、生活して行く上で、人と関わることは避けられません。
完璧な人間なんていないんですから、長所に目を向けてお互いを理解し、良いところは良いと言える関係を築いていった方が豊かな和は広まります。




新しい生活法を実践して、自分にとっても、相手にとってもより豊かな生活を送れるようにしてみてはどうでしょうか。












今回は本の内容をアウトプットしてみました。
「人を動かす」は自分の中では本当にヤバイ!人生のバイブルや!(笑)と思える本で、学ぶべきことが多くあります。さすが名著といわれるだけあると思ってます。


頭では分かっていてもなかなか実践するのは難しい内容ですが、トライしていきたいです^^




ではでは!






Alpaca









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