
Scattered Light at Northern Spark / Tony Webster
「直感」ってかなり抽象的ですよね。
悪く言うと、
「適当」
という風に捉えられたりするものです。
ものごとを選択するときは
直感に頼るよりかは
ちゃんとした理由とか目的とかあった方が良いとかってよく言います。
その方が、効率的ですし、壁にぶち当たっても本質に戻れたりします。
でも、「直感」っていうのも大事だと思うんですよね!
※ここでいう「直感」は
理由は分からないけど、
やってみたい、好きだ、惹かれる、正しい、またはその逆のような感情
を衝動的に抱いてしまうような感覚のことです。
今日は、直感について書いてみたいと思います。
特に、「選択」における直感にフォーカスします。
例えば、選択肢が多くて選べない、とか
やりたいと思えるような思いつかない、とか
そういう時は直感を信じて行動していいと思うんです。
でも、どうして、そんな根拠もない「直感」を信用していいと思うのか。理由を述べたいと思います。
1 直感は適当な思い付きではなく、経験が基になっている
僕たちは毎日直感に磨いています。
自分が関わった人、見たもの、話したこと、体験、知識・・・・・
直感というものは、今まで自分が経験してきたことを基に構築されます。
つまり、直感といっても
エスパーとか運命みたいに思われますがそうではなく、そう思われる理由は
経験の蓄積によって、それが体に染み込むように
考え方の感覚が磨かれ、反応しているからなんです。
例えるなら
スポーツで何度も同じ動作を繰り返し練習すると、それが意識せずともできるようになる
体で覚えるという感覚に似ています。
もちろん、子供の無邪気な行動のように、生まれ時から備わっているものもあるのにせよ昔、自分が心から楽しんで行った複数の経験が体に蓄積した結果、
無意識的に自分が楽しいと思うことを感じれるようにもなるんです。直感といってもそれは適当なものではなくて、今までの自分を無意識的に反映しているもので割と信用できるものなんです。
2、好き/嫌いを素直に表してくれる
直感は今までの自分の経験によって構築されている
と書きましたが
だからこそ、直感に従うと自分の好き嫌いを素直に表してくれます。
ものごとに対して、なんとな~くイヤな感じがする、面白そうな感じがする、そういう感覚というのは
自分の今までの経験の中で、実は以前に似たようなことがあり
その時の感情とか行動の結果の蓄積が基になって、直感として反応しているんです。
つまり、今までの経験を通して
直感は、自分がどんなものに好意を示すのか、また示さないのか
そういうことを無意識的に教えてくれるのです。
ごちゃごちゃ考えるよりも
迷った時は、直感に身を任せて選択をしてみると意外とうまくいくのはこういった理由があるからです。
この2つの理由があるからこそ
迷った時は、直感的な感覚に任せて選択をしてもいいと僕は思います。
それは本当に好きなこと、やりたいことを選択する助けにもなると思っています。
直感的にわくわくしたり、やりたい!と思える感覚は
実は自分の経験に基づいて反応しているんだと僕は考えています。
しかし、気を付けて欲しいのは
直感は今までの自分が基になっていますが
それがベストではないということです。
それともう1つ気をつけなければならないのが
直感的な好き嫌いが実は、自分の甘えやニガテ意識から来ていることもあります。
勘違いしないようにするためには
直感的選択に対して、一度立ち止まって理由を考えてみることも必要です。
結局は
直感が良いと思ってもそればかりに頼って良いわけではなく
しっかりと考えることとのバランスが必要です。
考えることで直感はもっと良いものに磨かれていくはずですし
バランスを取ることで、現時点はベストの選択をすることも可能です。
少々駄文ですが、自分の「直感」に対する考えをまとめてみました。
何か発見があれば幸いです。
ではでは。
Alpaca
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